ネット対戦の準備 | ハードウェア編

STEP1

ネット対戦に必要なものを揃えます。条件を満たしているか、対応しているかどうかなど、ひとつずつ確認しましょう。

 

PS2本体&メモリーカード

まずは、肝心のPS2本体です。PS2は、2000年の発売以来何度かモデルチェンジしていて、機能や仕様が違う場合があります。お手持ちの(あるいはこれから入手しようとしている)PS2本体がネットワーク接続やKaiに対応しているか確認しましょう。また、PS2はネットワーク接続やゲーム設定のセーブなどにメモリーカードが必要です。

型番が『SCPH-70000』以降のモデル

現在も生産・販売されている薄型PS2です。標準でLANポートを装備しているので、そのままでネットワークに接続できます。

ただし、SCPH-75000は注意が必要で、生産された時期によってKaiで認識されない現象が確認されています。問題なく動作している例もありますが、Kaiでの使用を考えた場合、避けた方が無難です。

型番が『SCPH-10000』〜『SCPH-55000』のモデル

薄型のPS2が登場するまでスタンダードだったタイプのPS2です。LANポートを装備していないため、そのままではネットワークに接続できません。別途、専用のネットワークアダプターを用意する必要があります。BBパックとしてHDDと一緒にも販売されていましたが、Kaiで必要なのはアダプターのみです。

背面にPC CARDスロットがあるタイプ(SCPH-10000〜18000)の場合は…
専用ネットワークアダプター(PC CARDタイプ)『SCPH-10190

背面にEXPANSION BAYがあるタイプ(SCPH-30000〜55000)の場合は…
専用ネットワークアダプター(PC CARDタイプ)『SCPH-10350

PlayStation3/PSX

PS2互換機能を搭載した初期型PS3(20GB/60GBモデル)とPSXは標準でLANポートを装備しており、実際にKaiで使用できている例もあります。
※うまくいかないという話もあり、詳しい検証ができていません。

 

コンピュータ

XLink Kaiをインストールして使用するコンピュータを準備します。Windows、Macintosh、Linuxといったマルチプラットフォームで動作しますが、このサイトでは主にWindowsについて説明します。

XLink Kaiは、Windows2000XPVistaいずれかのOSで動作します。
CPUの速度や物理メモリの量で優れているほど快適にプレイすることができますが、ある程度低いスペックのマシンでも問題はありません。

使用するコンピュータはデスクトップ型、ノート型など種類を選びませんが、いずれも有線のLANアダプタを装備している必要があります。無線LANの場合Kaiで正常にPS2を認識できません。LANポートがついていない場合は、USBやPCI、PCカード型のアダプタを使用する方法もあります。

 

ネットワーク機器

インターネットに接続するために使用するルータやハブ、LANケーブルなどを用意します。PS2とコンピュータが同一のネットワーク上にあればKaiを使用してプレイすることができます。既に説明した通り、有線での接続を前提としています。

ネットワークルータ/ルータ機能を搭載したモデムなど

使用する機種に特に制限はありませんが、コンピュータとPS2を接続するために最低でも2ポートの空きがあることが条件です。空きがない場合は、LANハブなどを用意してポートを増やしましょう。新たに購入する場合は、スループット速度などの性能、ポート解放設定がきちんと(あるいは判りやすく)できるかどうか、などで比較すると良いでしょう。

LANケーブル

コンピュータ、PS2、ルータをそれぞれ接続するために使用します。カテゴリ5以上のストレートケーブルを推奨します(ルータやハブがAuto MDI/MDI-Xに対応している場合、クロスケーブルでも接続できます)。

 

 

 

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