接続・対戦してみよう | 基礎知識編

STEP1

実際に対戦する前に、仕組みなどの必要な知識を覚えておきましょう。

 

快適な対戦に必要な要素その① PING

XLink Kaiには、自分と他のユーザとの間の通信状況を示す「PING」という数値があります。PINGが低いほど優れていて、値の低いユーザ同士でなら快適な対戦が期待できますが、あまり高すぎると多くの場合はラグが発生するなどの問題が起きてしまいます。

PINGはネット回線の速度や自分と相手との距離などが影響しますが、レースに参加するすべてのユーザ間でだいたい30〜40前後であれば6人フルグリッドでも対戦可能です。

ラグの少ない快適な対戦をするには、全員が高速な回線であること、できるだけ近い地域に住んでいることなどが条件になってきます。もちろん、参加人数が少ないほどスムーズになります。

Windows版のアリーナモードでは、表示切り替えボタンを押してユーザリストを表示させるとPINGの値を確認することができます。
PINGが見えない(「Establishing Link」と表示される)場合は正常な通信ができていない状態です。

自分以外のユーザのPINGがすべて見えない場合は接続に何らかの問題がありますので、もう1度設定を見直してください。

 

 

快適な対戦に必要な要素その② 優先度設定

対戦中に他のソフトなどが起動してネットワーク通信をしてしまったり、コンピュータの動作が重くなったりすると、多くの場合ラグや問題が発生してしまいます。

こういった問題はKaiに対する処理優先度を上げておくことである程度は回避できますが、対戦中は極力他のソフトを起動しないようにしましょう。

Windowsでは、Ctrl+Shift+Escキーで「タスクマネージャ」が開きます。
「プロセス」タブをクリックし、プロセスリストから「KaiEngine.exe」を探して、右クリック→「優先度の設定」→「高」に設定します。
警告が表示されますが、そのまま決定してOKです。

※「イメージ名」をクリックすると、プロセスの名前順に並び替えできるので探しやすくなります。

 

 

LAN対戦の仕組み ─ ホストとクライアント

LAN対戦のプレイヤには「ホスト」と「クライアント」の2種類があります。レースに参加できる最大人数は6人で、必ずそのうち1人がホストでなければなりません。

1人のホストに対して、他のクライアントが接続するようなイメージです。このことからもわかるように、ホストをつとめるにはある程度のマシンスペックと回線速度が要求されます。

GT4のオプションで「ホスト」を「いいえ」に設定している場合はクライアントになります。

ホストは、レースに参加する人数(LAN接続設定)、レース周回数やハンディキャップの有無など(2プレイヤーバトル設定)の対戦全般に関係する設定をする必要があります。

誰がホストを担当するのか、どんな設定にするのか、といったことに関しては特に決まっていませんので、レース前にユーザ同士で相談します。

ホストはレースレギュレーションを決定する順番をナビゲートしたり、リセットなどの指示を出す進行役的な役割も担っていますので、慣れるまでは他の方にお願いする方が良いでしょう。

 

 

 

 

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